予防歯科①

2019.09.03

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貴方はなぜ歯科医院行くのですか?急に歯が痛くなったから?詰めた冠が外れてしまったから?

近頃の歯科医院は虫歯、歯周病の予防を目的に来院される方が増えています。

最新の歯科の研究で、口腔に関する疾患の大多数が「バイオフィルム」と言う細菌群によって引き起こされていることがわかってきました。

ムシ歯や歯周病を予防するには、「バイオフィルム」を取り除いて、口の中をいつも清潔な状態にしておくことが望ましいのですが、ネバネバして簡単にははがれない特徴があります。


歯垢を落とす正しいブラッシング
PMTCによりバイオフィルムを磨き落とし、付きにくくする
キシリトールなどで歯の脱灰を抑え再石灰化を促し、初期虫歯を出来にくくする
定期的なフッ素塗布で歯を強くする
シーラントで歯ブラシの届かない歯の溝を封鎖する


以上のような歯周病、虫歯の原因菌の増殖を抑え、歯に付きにくくして、歯質を強くするのが予防歯科です。
それでは、予防歯科に関する情報、ケアグッズをご紹介していきます。

キシリトールの効果

日本でキシリトールが食品添加物として使用されるようになったのは1997年。

最近では 食品・ガム・歯磨き粉など、口にする多くの物に甘味料キシリトールが含まれています。

ところでキシリトールが虫歯予防に良いとされる理由をご存知でしょうか?

具体的にその効果をご説明します。




キシリトールには主に


唾液の分泌の促進する効果

カルシウムと複合体を作り歯質の再石灰化を促進する効果

プラーク内に入り込み 酸を出来にくくした上で酸の中和を促進する効果

う蝕原因菌であるミュータンス菌の増殖をおさえ、お母さんから子供への感染を防止する効果


以上のような、キシリトールには優れた虫歯予防効果があります。

それでは実際どのようにしてキシリトールを摂取したら良いのでしょうか?

一番手軽で効果的な方法は、ガムによる摂取です。キシリトールが口腔内で長く溜まり、唾液の分泌も盛んになります。

一日3回から4回、食後のハミガキ後に適量噛むのが良いでしょう。ガムを選ぶ際にはキシリトールの含有量もチェックしてください。

ただし、キシリトールガム自体には虫歯を治療する効果はありません。あくまで、虫歯予防の補助的なものであり、一番大切なのは毎食後のブラッシングであることは言うまでもありません。

カルシウム・キシリトール配合ガム

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パウチタイプ

グリコ POsCaFポスカ・エフ 

歯を強くするPOsCa配合+緑茶エキス配合

パウチタイプ100グラム

*ここがおすすめ!

歯を強くするカルシウム「POs-Ca」配合のガムです。POs-Caは水に解けやすいため、唾液中のカルシウムイオンを増やし、虫歯の一歩手前の歯(初期う蝕歯)にカルシウムイオンとリン酸イオンを補給します(再石灰化)。もちろん前述したキシリトールも配合されています。
また、ガムをかむことにより 唾液の分泌が促進され、口腔内に潤いをもたらし、いやなネバネバした感じや 口臭の緩和にもなります。一回2粒を一日4回を目安に噛むと効果的です。

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